僕はただでさえ眠りが浅い。
だから、その晩は深くぞんぶんに眠れるように、一日カフェインを摂取らないことに決めた。
毎朝風呂で飲む一杯目のココアコーヒーから、その朝は抜いた。
そのせいで、仕事中に眠いこと眠いこと。
暑さで奪われたへろり体力もあいまって、眠気と格闘かううちに一日を過ごしてしまった感がある。
しかし、
−やってみるものだ
計画は当たった。
カフェインを含まない体は、みごとに深々と快い眠りを喫することができた。
そのうえで、布団に入ったのがつい5分前に思えるほどに、今朝はスパンと目覚められた。
そんな朝に風呂ですするコーヒーのうまいこと。
悪循環だ。
それにしても、風邪薬一包で昏睡し、コーヒー一杯で不眠を迎える、僕の中枢神経よ。
どれだけ軟派にできておるのか。
【浜野基彦】
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