バナナとともにこの物語を彩る、名脇役のピーナッツ。
これらも舞台に上がるまでには、小道具としていろいろな加工が施されているのです。
まずピーナッツの殻は、出演者たちにバキバキと踏みつぶされた際、無駄な粉塵が出ないようにうまくコーティングされています。
そしてボールに入ったピーナッツはより大量に見えるよう、こっそり上げ底で、かさを増しています。
なぜか写真が二枚ともガラス越しなのは、化粧されたピーナッツを乾かすスタッフの気迫がただごとではないから − でしょうか。
もちろん中身の可食部は、座組一同のビールのつまみとして、その本分を毎夜まっとうしています。
【浜野基彦】
0 件のコメント:
コメントを投稿