彼は、読み稽古の段階から台本のト書き(写真二枚目)に忠実に、鼻に詰め物をしたままで台詞に臨んでいます。
ふと演出席に目をやると、何と演出・永井寛孝も同じように鼻に詰め物をしているではありませんか(写真三枚目)。
演出家みずからが身を持って"詰め物"の演技指導をしている!
−のかと思いきや、
実はただの花粉症対策だそう。まあ"対策"といっても流れ出る鼻水をひたすらせき止めているだけなのですが。
しかしこれでは声がくぐもって、演出が何とも聞き取りづらい。
熊倉一雄の演じるガレーン博士は、「白い病気」の特効薬の前に、まずは花粉症の特効薬を開発する必要がありますな。
【浜野基彦】
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