〇「ワット・ユー・アー・ドゥイン」
ティンパニまで導入した力押しの前奏
―には違いないが、僕にはどうしても、法華宗徒が“南無妙法蓮華経”とお題目を唱えながら、手持ち太鼓を連打する姿が思い浮かぶ~ドンツク・ドン・ドン~。
それからコーラスが歌詞を間違えようが、そのままOKテイクとした、やはり力押しのヴォカル。
“ Look! What You're doin' ”
の部分を、
「おぉい!何やってんだい」
と直訳で歌っても、それが大声ならばそうそうばれないくらいの、粗削りな威勢のよさが結構。
〇「ザ・ナイト・ビフォー」
メインヴォカルとコーラスが、同時に歌っている時間がなんだか短い。
つまり、ヴォカルがひとしきり歌ったあと続きをコーラスに放り投げ、それをそのまま突き放している感じがする。
両者のその淡白な関係が聴いていて、妙に心地よいのだ。
〇「ユーヴ・ガットゥ・ハイド・ユア・ラヴ・アウェイ~悲しみはぶっとばせ~」
“ ッエ゛~ィ゛!ユ゛ーゥ゛ガッターハァイディョーラヴァウェイ”
声、ざらざらやん。
だから、後奏の湿り気を帯びたフルートの音は、いわばそれを癒すのど飴。
【つづく→「は」へ】
【浜野基彦】
Fool on the 筑紫丘~虹ヶ丘~桜ケ丘
平成21年9月14日月曜日
THE BEATLES 10曲 「ろ」
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