その直前、大詰めを迎えた劇場内では、それぞれがそれぞれの場所で大わらわです。
舞台の上にはぎりぎりまで最終調整をはかる俳優たちがいます。
楽屋では演出助手・吉田しおりがメイクの手直しで本領発揮の活躍中です。
衣裳製作場と化した劇場ロビーは猫の手も借りたい忙しさです。そこで自らおハリコを志願し力を貸してくださったのは、何と振り付けの伊藤多恵先生でした。その踊りっぷりと同じく針を運ぶ手先はしなやか鮮やか!
猫どころかダンサーの手まで借りてしまった衣裳現場でありました(多恵先生、ありがとうございました!)
いっぽう劇場客席には、勉強熱心な第6期研修生たちが早々と詰めかけ、今か今かと幕が開くのを待ち構えています。
このあと、それぞれがそれぞれに準備を尽くし、劇場は落ち着きを取り戻します。
そこへ劇団員たちが応援に駆けつけ、ゲネプロの幕は無事に開き、作品は賑やかに盛り上がりを見せました。
さあ、明日から本番の「白い病気」は、猖獗・蔓延間違いなしの傑作です。
皆様のご来場、ご感染を心よりお待ち申し上げております。
【浜野基彦】
0 件のコメント:
コメントを投稿