○「ヘイ・ブルドッグ」
前奏のこのふてぶてしさよ、本物のブルドッグさながらだ。
ちなみにメールが届くたび、僕の携帯電話からはこの前奏が流れ、周囲を不安な気持ちにさせている。
にしてもビートルズ、後半はしゃぎ過ぎ―本物のブルドッグはもっと落ち着いているぞ、いつも。
楽しいからいいけどね。
○「アイ・フィール・ファイン」
曲も詞も含め、この「I feel fine」こそが、この世の中でもっとも“前向き”な歌だと思う。
こんな感じに、いつも脳天気に生きてゆけたらいいのに。
「好きな曲」というより「憧れの曲」だ。
“スッポコ・ポンポコ”叩かれ続けるドラムがいい、あほみたいで。
ちなみに、これも大好きな映画「青春デンデケデケデケ」で、高校生たちがこの曲を練習するシーンがある。
さびのコーラス「I'm so glad that she's my little girl」がうまく歌えない少年に、別の少年が
「あー、そー、ぐらーざ、しーずまい、りるーが~」
と歌えばうまく聞こえるのだと教える場面がある。
そこはお気に入りの場面だし、大いに納得―なので僕もその教えどおり歌うようにしている。
○「トゥー・オブ・アス」
大好きな人と、このリズムに乗って、どこまでもどこまでも歩き続けてみたいな~。
「砂の器」の親子も、BGMが芥川也寸志の例のやつじゃなくて、この曲であったなら、あんなに悲愴な旅路をたどらなくて済んだかもしれないね。
【つづく→「に」へ】
【浜野基彦】
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