たとえば、
−木や花や鳥の名をよく知っている
とか、
−聞いたこともない外国の作家や、触れたことのない分野の本をたくさん読んでいる
とか、
ささやかであっても自らにない個性を持つ人に、僕はこっそり憧れる。
かつ、その人と親しくなりたいと思う。
そしてそうしてみる。
でも、その人の持つ自分にない個性は、同時に僕の踏み込めない個性、そしてどうしても僕とは相容れない個性であったりもする。
つまるところ、しっくり親しくいられるのは、哀しいかな、どこまでいっても似たもの同士な相手なのかもしれない。
憧れるものに自らがなることは可能だし、そこを目指すのは大切なことだと思う。
しかし、憧れの相手と足並みをそろえて生きてゆけるか、となるとそれはまた別の話
―か。
知らんけど。
【浜野基彦】
Fool on the 筑紫丘~虹ヶ丘~桜ケ丘
平成22年9月21日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿