青森の人はおうおうにして、ぶっきらぼうなもの言いにあい反し、とても親切である
―という話を、弘前に住む弟からちょくちょく聞いていた。
さて、十和田でかぜをひいてしまったので、ちかくに病院を探した。
しかし、あいにく今日は土曜日だ。
ほとんどの病院が午前中で診療を終えている。
いくつかの病院に電話をかけたけど、なかなかつながらない。
しかし四度目の正直―電話がやっとつながった。
十和田第一病院という総合病院だ。
ところが受話器の向こうから返ってきたのは、受付女性の
「今日の診療は、午前中で終わりましたよっ」
という切り口上の返事だった。
―あ、そうですか、すみません、他をあたります
と、電話を置こうとしたところ、それをさえぎるようにして、やはり切り口上で続いたのは、
―いまどのような症状なのかという簡単な問診
―病院までの詳しい道のり
―医者を手配するまで少し待ってもらうということ
結局、時間外にもかかわらず病院を開けてくれることになった。
診察室では、若い女医さんが、いやな顔一つせず僕を丁寧に診、薬を処方してくれた。
そこに笑顔こそなかったが。
青森のドライな愛。
僕は嫌いじゃないな。
弟はそれを「極度な含羞」のせい―つまりシャイすぎるからだと言っていたっけ。
いずれにせよ、十和田第一病院さん、そのせつはありがとうございました。
まだまだが鼻声ですが、かぜは徐々にではあれど確実に快方に向かっております。
―という話を、弘前に住む弟からちょくちょく聞いていた。
さて、十和田でかぜをひいてしまったので、ちかくに病院を探した。
しかし、あいにく今日は土曜日だ。
ほとんどの病院が午前中で診療を終えている。
いくつかの病院に電話をかけたけど、なかなかつながらない。
しかし四度目の正直―電話がやっとつながった。
十和田第一病院という総合病院だ。
ところが受話器の向こうから返ってきたのは、受付女性の
「今日の診療は、午前中で終わりましたよっ」
という切り口上の返事だった。
―あ、そうですか、すみません、他をあたります
と、電話を置こうとしたところ、それをさえぎるようにして、やはり切り口上で続いたのは、
―いまどのような症状なのかという簡単な問診
―病院までの詳しい道のり
―医者を手配するまで少し待ってもらうということ
結局、時間外にもかかわらず病院を開けてくれることになった。
診察室では、若い女医さんが、いやな顔一つせず僕を丁寧に診、薬を処方してくれた。
そこに笑顔こそなかったが。
青森のドライな愛。
僕は嫌いじゃないな。
弟はそれを「極度な含羞」のせい―つまりシャイすぎるからだと言っていたっけ。
いずれにせよ、十和田第一病院さん、そのせつはありがとうございました。
まだまだが鼻声ですが、かぜは徐々にではあれど確実に快方に向かっております。
2 件のコメント:
体調は大丈夫ですか。
土曜日というのは先週のことですね。もう充分よくなられてるといいなと思っています。
東北北海道というのは九州の人間にとっては遠すぎるところなので、どこか違っているんじゃないかという不安?期待?がありますね。
大阪ではあまり遭遇しなかった東北の人が、東京までくると巡り会ったりします。東京ってホントに「東日本」なんだなと思う時です(^^;)
地方公演頑張ってください。
GATA◆◇
→GATAさん
書き込みありがとうございます。
まだまだ鼻声なのですが、それ以外の体調はまずまずです。
ご心配をおかけしてごめんなさい。
しかし、ほんと、郷里博多を基点に考えると、つくづく遠いとこまで来たもんです(笑)
まだまだ寒い季節の旅は続きます、最後まで元気で頑張ります。
いつもありがとうございます。
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